そうです。
これが朱鞠内なんです。
昨晩は見えないオーラで断れない酒の席に無駄に長居をしてしまって…
代行を待ち続けた丑三つ時。
とりあえず無事に家に着いた。
数時間後…。

外はまだこんなに暗かった。
冷え込んでるな~。玄関を出てすぐ,ポーチの床面に靴の底が貼り付いた。
コンビニで例のごとく水とおにぎりとカップ麺を補給していざ出発。

峠の頂上で雲海のごとく見事な景色と出くわした。
早起きは三文の得とはきっとこういうことだ。
清々しい気持ちになるね~。
途中,外気温をチェックしながら走ると
-28度
おー!そんな低い温度まで表示できるんだね。
-28.5度
江丹別でこんなもんか。とりあえずこの車での記録更新だね♪
何て走っていたら,ついにその時が来た。

-30度が計測の限界か!?
しかし,roboさんのハイブリッドはー33度を記録していた(笑)

気温の低さとは対照的に,山に当たる朝日の色が温かい。

予定より90分も遅れて到着。
みんな,もうばかすか釣っているかなぁ。
ルーフボックスから道具を下ろそうとして金属をつかむと痛い。
あぶねー。凍傷になるな…。
湖まで降りて3つあるパオのどれかな~と思って歩いていたらroboさんと丁度遭遇。
どこかへ出かけるかと思いきや,僕と会ったら一緒にパオに戻るようだ。
「なしたんすか!?」
聞けば,あまりの寒さで先に入っている2人のガソリンストーブが故障したらしい。
もう寒くて何もできない状態だという(笑)
パオに入ってみると,カヤック乗りが遭難して絶命した人のように真っ白になっていた!
漁協のレンタル品も品切れらしく,僕のガソリンストーブが唯一の暖となった。
けど,僕のも点かない。
…
ルーフボックスに入れて―30度の中を90分間走ってきたのだから,コイツも相当冷えている。
ウェアの中にいれて体温で温めてみた。
温める道具のガソリンストーブをお腹に入れて温める。
もちろん,コイツも―33度だ。
ほどなくして,どうにか点火。
でも,10時くらいまではパオ内でも落ち着かない気温だった。

6~7人用というパオは,中心の柱の周りに,こんな感じで穴が開いている。
もちろん,穴は凍っている。氷を割る作業をしなければ釣れない。
カヤック乗りがワカサギを釣り上げて,バケツに入れたらワカサギが弾かれる。
バケツの水も凍っている。
これが朱鞠内である。
釣れば糸もリールも氷が付き始める。
しまいには餌のサシまで凍ってフリーズドライに近い状態に。
これが朱鞠内のワカサギ釣りである。
結果,11時半ごろから当たりも遠のき,13時半ごろまで粘って私は21匹くらいしかつれませんでした。
一番あげていたのはroboさん。ついで,今日初めてのワカサギ釣りだったカヤック乗りは私の倍くらいはあげていたと思う。
センスあるね~。
この寒さの中でこの釣果は素晴らしいと思う。
そんな訳で,私は明日剣淵でのリベンジを誓うのであります!
補足
朱鞠内のパオ。
テントの設営や穴あけの手間がほとんどないのは最高!すぐ釣りが始められます。
残念なのは

半径がもう少し欲しい。穴から外周までがちょっと近いので窮屈感がある。7人も入ったら,トイレに行くたびに半分はパオから出なきゃダメなんじゃないか!?
それと雪面が平坦じゃない。
何組もの客が穴の氷をとったりイスを置いたりしているから,ガタガタになって固まっている。
これが非常に落ち着かなかった。
それと,やっぱり雪が降らないから汚れが目に見える。そんなに気になるほどじゃないけど。
で,重要な釣りのポイントとしては,○か×かは微妙。前浜ならどこもだいたい同じかな。
家に帰って寝足りない分を寝たら工作。

ケースの蓋に無数の穴をあけて

パンツのゴムを通して

ガラガラするものの収納にした。
ちょっとスッキリしたよ。
明日も頑張るぞ!
秘密兵器があるから3桁100以上を目指すのだ!!
roboさんありがとう!
